風地観の意味 正しいものが仰ぎ見られる 正しい行いを示す

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下の卦が坤(地)上の卦が巽(風)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴。

風はどこにでも柔軟に入り込む風、または木や種の象徴です。

十二消息卦では、天風姤 → 天山遯 → 天地否 と、段々と下の方から陰がせり上がって

陰が陽を圧倒する様子がありました。

しかし、この風地観では一転して、上のもの(陽)が下のもの(陰)から尊敬を集めます。

陰が伸びていくさまとしては、読めない部分があるようです。

あえてイメージするならば、沢山の「普通の人」が流入してくると、

かえってカリスマ性のある人が輝いて見える。ファンが付いてくる。という構図と言えるかもしれません。

易では、6本の線にそれぞれ位を設けています。

風地観で残っている陽は、下から5番目の「君主」と、一番上の「隠遁者」です。

一番下〜下から4番目はすべて陰。

陰と陽はペアになると相性が良いので、この卦は、2番目の陰が5番目の陽を上手に引き立てています。

君主は下のものたち皆から仰ぎ見られ尊敬を集めます。

それというのも、風のように柔軟でありながら、軽率な行動を取らない地のような安定感があるからです。

風地観は秋分の卦

Photo by Ryo Yoshitake on Unsplash

否は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「八月」に配置されています。

旧暦の八月ですので、太陽暦でいう九月の半ば、秋分(9/23ごろ)からの約一ヶ月を指します。

秋分では昼と夜の時間が等しくなり、この日以降、陰の象徴する夜の時間が増えていきます。

秋分を挟んだ前後3日間が秋のお彼岸です。

尊敬を得て落ち着いた行動を取り、天の法則に従う人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心は動かず、安定しており、社会的には柔軟で、風のようにまんべんなく周りを見渡す人物と読めるでしょう。

一般人から仰ぎ見られるというのが卦の主な意味です。

尊敬を集めながらもテングになったり浮き足だったりせず、心の底から安定している状態です。

しかし、全てが安定しすぎて凝り固まっているわけではありません。

上の卦が示す風の要素によって、柔軟性を持った人物と読むことができます。

風はあらゆるところに入り込みます。

この人物の良い噂もまんべんなく広がるでしょう。また、本人の目線も人々をまんべんなく見渡しています。

軽々しく行動せず、決まりをしっかりと守ることで、さらに尊敬を集めるでしょう。

落ち着いて基本的なことを丁寧に行うのが開運のカギ

占いでこの卦が出た方は、落ち着いた生活をしていれば後輩や目下の人物から尊敬を集めるでしょう。

落ち着いた生活というのは、決まり事をきちんとすること。

靴を脱いだら揃えるとか、家に帰ったら手を洗うとか、そういった小さな事からも人柄が表れます。

さらに、人に見せるために派手なことをしたり、張り合ったりしないこと。

軽々しく大袈裟な行動を取らないことで、あなたの誠実さが周りに理解されます。

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