書評

自分で星占いをする最初の一歩『月で読むあしたの星占い』

こんな人におすすめです

  • 月の満ち欠けに興味がある
  • 占星術は難しそうだけど、簡単なところからチャレンジしてみたい
  • 石井ゆかりさんの星占いを毎日チェックしている

占星術に苦手意識を持っている人にも読みやすい

この本は、星占いでよく使われる「○○座うまれ」という太陽星座と月の位置関係から毎日の星占いをしよう! という内容です。

占星術の本を手に取ってみたけれども複雑すぎて挫折した……という人でも、この本はたのしく読めます。

アスペクト、アセンダント、ディセンダント……門外漢にはさっぱり分からない専門用語は使われていません。

それでも、占星術の基礎はしっかり押さえていて、毎日の自分を占っているうちに、自然とハウスの特徴を覚えられます。

月にかんする占いなら一通りのことが試せる

この本には、

  • 月を使った毎日の占い
  • 新月や満月の占い的な意味
  • ボイドタイムの意味

について書かれています。

さらに、2121年までの月の運行表が巻末に付いています。

月に関係する占いやスピリチュアルな活動についてはひととおりのことが、この一冊でできます。

もう少しくわしく星のことを知ってスムーズにステップアップできる

第4章には「もうすこしだけ、くわしく知りたい人のために」

最後に参考図書として入門書の紹介があります。

この本を使って星の動きとのつきあいかたをなんとなく掴んだら、

次にどんなことを学んでいけば良いのかがすぐ分かります。

ここから本格的な占星術へ進む可能性も開かれています。

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夢占いの歴史をひもとく『夢の王国/夢占い事典』M.ポングラチュ

どんな人でも見ているのに、なんでなのかが分からないのが夢です。

小さな時に限らず、大人になっても夢のおかげで幸せな気持ちになったり、恐怖で目が覚めることがあります。

そんな身近な不思議「夢」

夢占いの本は沢山ありますが、夢占いの歴史に注目した本は少ないです。

そんな貴重な本がM.ポングラチュ著『夢の王国/夢占い事典』です。

現在は絶版ですが、古本で手軽に入手できます。

エジプトのパピルスからユング心理学まで夢占いをテーマにひもとく

A dream of fair women (1880)

本書はドイツのエジプト学者と心理学者の共著です。

だからか、第一章はエジプトのパピルスに書き残された夢占いの事典から始まります。

メソポタミア、ギリシア、ローマ、イスラエル、アラビア、ヨーロッパ中世、そして現代の夢占いの記録について、それぞれ記されています。

時代や場所によって、夢はどのようなものだと考えられていたのか。

なぜ人は夢を解釈しようと思ったのかがを知ることが出来ます。

同じ象徴について4千年分の研究を並べる第二章

Image from page 110 of "The Book of Revelation ; a study of the last prophetic book of Holy Scripture" (1919)

第二章では、「夢の象徴表現」と題して、夢によく出てくるシンボルを取り上げます。

他の本になかなかないのが、パピルスや叙事詩で語られる夢の解釈と、現代の研究を並べて書き記されていることです。

たとえば、「女」の項目では、ユングのアニマから始まり、ビルクマイヤー、アルテミドロス、シュテーケル、アラビアの夢の書からそれぞれ意味を解説しています。

夢占いの解釈にもう一段深みを与えたい人へ

A child's garden of verses (1905)

今までに何冊か夢占いの本を読んだけれどしっくりこない人。

夢の解釈についてもう一歩踏み込んで学んでみたい人。

そんな人にぴったりの一冊です。

今までの本では、夢の意味についてしっくりこなかったならば、古代エジプトの解釈をひもといてみるのはいかがでしょうか。

引き寄せの法則は効かない!『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』

やらなくてはいけないのだけれど、どうしても腰が上がらない「先延ばし」。

それを科学的に研究し、原因と解決方法をつきとめたのがピアーズ・スティール著『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』です。

先延ばしクセや、効率の悪い自分に悩み、沢山ハウツー本を読んだという方にこそ手に取って欲しい一冊です。

フロイトも指摘していた「引き寄せ」で目標が達成できないわけ

この本は2部構成になっています。

前半は、人間の歴史や脳のメカニズムから、なぜヒトは先延ばしするのかを探ります。先延ばしには3つのつまずき「どうせ失敗する」「課題が退屈」「誘惑に勝てない」があるとします。

後半ではこの3つのつまずきをどう克服するかが具体的に説明されています。

そこにはなんと「引き寄せの法則」は効果がないと書かれています。

引き寄せの法則は頭の中で考えるばかりで何も実践しない姿勢を助長する。

ジークムント・フロイトが言う「現実原則」を実践し、現実を直視しなくてはならない。

(P183)

精神分析学者のフロイトも、理想を想像するだけの空想は、目標達成の役にたたないと分析しています。

なぜなら、想像することによりエネルギーが吸い取られ、空想の中で満足してしまうからだそうです。

それでは、本当に願いを叶えるにはどうしたらよいのか?

その答えとして「脳内コントラスティング法」が紹介されています。

脳内コントラスティング法で、本当の幸せを手に入れる

脳内コントラスティング法でやることは3つ

1:理想をありありと思い浮かべる(引き寄せの法則と同じように)

2:理想と現実を対比させて、そのギャップをはっきりさせる

3:ギャップをハッキリさせることで、理想に近づく具体的なステップが分かる

やることがハッキリしていれば、行動を起こしやすくなります。

大切なのは、現実を悪い状態だと考えて落ち込まないことです。

どこを直していけば理想に近づくのか考えるための材料として現在を直視しましょう。

「引き寄せの法則」につかれたならば、「脳内コントラスティング法」はいかがですか?

月の満ち欠けや星占い好きにもおすすめ!天体観測の必携書『天文年鑑』

天文年鑑2019

月の満ち欠けについて詳しく知りたい。

新月や満月の願い事が始まる時間を詳しく知りたい。

 

私がそう思ったときに手に取ったのが『天文年鑑』でした。

 

この本を持っていると、新月、満月の時刻を分単位で調べることができます。

日食や月食の日付と時間もまとまっていますし、

星がきれいに見えるタイミングも月ごとにカレンダーになっています。

ちなみに、このHPでの新月、満月情報はこの本を元にしているんですよ。

星にかんするしっかりとした解説ページもあり、さらに深く惑星を学ぶのにも最適です。

 

1年分が¥1,000+税というお手頃価格なのも魅力ですね。

 

この天文年鑑は、天体観測をされる方のためのガイドブックです。

そのため、占星術で使う星空とは違う、目に見える星空の動きがまとまっています。

スピリチュアルについて学ぶには、同じくらい現実について学ぶことも大切です。

星のリアルを知ることが、より深い占星術理解へのきっかけになるでしょう。

 

 

天文年鑑 2019年版

天文年鑑 編集委員会 誠文堂新光社 2018-11-21
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by ヨメレバ

 

本のバックグラウンドを知りより豊かな読書体験を『読書で賢く生きる』

『読書で賢く生きる。』

ビジネス書について書かれた本ですが、

スピリチュアルについて興味のある方にも、きっと、良い本を探すヒントになってくれる内容です。

なぜなら、これは、とんでもない本を掴まされないためにはどうしたらいいのか

とんでもない本かどうかを見極めるにはどうしたらいいのかが、

とてもわかりやすく書かれているからです。

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表現する全ての人に勇気を与える『ベッカー先生の論文教室』

小学生の夏休みに、子供と父親のペアで北海道旅行に行くイベントがありました。私は運良く当選して、初めての船の旅と北海道の自然を楽しみました。

北海道から帰るとき、ミルクキャンディーを4,5袋お土産に買いました。子どもの小遣いからクラス全員にお土産を買うのは難しく、一粒ずつでも喜んでくれるだろうと自分なりに考えた結果でした。

夏休み中の登校日にそれを持って行きました。しかし、もう1人同じイベントに参加したクラスメイトは全員に立派なクッキーを配っていたのでした。私は急に、自分の買った1人一粒ぽっちのミルクキャンディーが恥ずかしくなって、配れなくなってしまいました。

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