占いの技法

地水師の意味 リスクを理解し、問題に立ち向かう

上の卦が坤(地)下の卦が坎(水)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

水は氾濫してあふれ出す、力を持って止まらない存在です。

昔の兵士は、農民でもありました。

平時は農作業(土)に従事し、有事には兵(水)として動き回るさまを表現しています。

兵隊のようなチームにはリーダーが必要です。

下から二番目にただ一つある陽の爻が、このチームのリーダーを表しています。

正義のためにことを行い、そのリーダーが適任であれば、吉。という意味の卦です。

芯を持った穏やかな人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心の中には不屈の精神があふれ、対外的には相手を受容する人物と読めます。

普段は穏やかで人当たりが良く、世間によくなじんでいますが、

いざとなったときは諦めず、水がものを飲み込むように障害を乗り越えていく強さがあります。

心の中にある心の強さが、穏やかさの中に威厳を感じさせる人物です。

リスクを冒してでも積極的に進むとき

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占いでこの結果が出た方は、

思い切った行動をする時期かも。

リスクを理解した上で、それでもやらなければいけないことがあります。

自分一人で取り組むのに不安がある場合は、

その道のエキスパートに序言を頼んだり、チームを組んで取り組んだりするのが吉。

強い信念を持って進めば、解決へと道が開けるでしょう。

地山謙の意味 沢山の能力を秘めた謙虚な人

上の卦が坤(地)下の卦が艮(山)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

山は一番高い地面、高いところに留まり、じっと動かないさまを表します。

最も高いものである山が、最も低いものである地に隠れている。

そのように自分の高い部分を隠す謙遜の心があるという卦です。

謙遜で穏やかな人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心の中は山のように積もった知識と経験にあふれ、対外的には相手を受容する人物と読めます。

どんな相手にも穏やかに接し、自分の知識や経験をひけらかさない人です。

自分を高めることを忘れず、それを自慢することもありません。

人の心を掴む人格者です。

謙虚でいれば良い終わりを迎えられるとき

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占いでこの結果が出た方は、

自分を押し出さず、謙虚な態度が吉。

黙々と自分のできることに注力していきましょう。

最初はなかなか結果が出なくても、真面目で穏やかな態度がよい最後を招きます。

聞かれたときに答えるのは良いですが、

自分から自分のことを話したり、アピールしたりは控えるとき。

あなたの行動が語ります。

結果を山のように蓄積していけば、言葉以上の説得力を持つでしょう。

地火明夷の意味 賢さをひけらかさず陰で活躍できる 

上の卦が坤(地)下の卦が離(火)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

火は太陽、燃え上がる火のイメージです。

地面の下に太陽が隠れている。自分の力を隠しているという卦です。

卦は爻(こう)と呼ばれる6本の横線でできています。

そのうち一本が、その卦の中心と定められています。

この卦の中心となる爻(成卦主)は下から5本目。

5爻はその上(一番上の線)が陰なので、上司の判断が鈍く、立場の厳しい中間管理職のような状況です。

今の苦しい状況を正面から受け止め、最善を尽くす覚悟が必要という卦です。

「能ある鷹は爪を隠す」人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心の中は賢く知識量が豊富で、対外的には全てを受容する人物と読めます。

付き合いにくい相手とも上手に話を合わせながら、賢さによって状況をコントロールできる人です。

側近としてリーダーを支えたり、チームを陰で導くのに向いています。

自分の中にある知識をひけらかしたり、偉ぶったりしないのがこの人の魅力。

人当たりの良さと、空気を読むうまさから、クセの強い上司や社長に気に入られ、

上司の世話にストレスを感じる日々を送りがちかもしれません。

難しい状況にいても、賢さで乗り切れるとき

positive businesswoman doing paperwork in office
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占いでこの結果が出た方は、

目上の人物や取引先とのやりとりのために心を砕くことがあるかも。

人間関係の困難を切り抜ける鍵は、あなたの賢さにあります。

自分からは強く主張していないように見せつつ、

相手の話を誘導して、望む結末を引き出す力が必要になってきます。

時にはわざと知らないふり、無知なふりをするのが効果的なときも。

相手は気持ちを緩めて、本音を話してくれるでしょう。

易の6本の横線「爻(こう)」には一つずつ意味があります その理解と占い方

易は、3本の線で表された8種類の卦(け)=八卦(はっけ)を

上下に2つ重ね合わせ、8×8=64種類の占い結果を表すものです。

一つの卦には3×2=6本の横線が描かれることになります。

この卦は上半分が坤(地)、下半分が離(火) 「地火明夷」という卦です。

この6本の横線、一本ずつを爻(こう)と呼び、それぞれに意味があります。

そして、爻には規則、ルールがあります。

それを知っていると、卦をより深く理解する手助けとなるでしょう。

爻のルールと、それがどのように占い結果に繋がっていくのか、分かりやすく説明いたします。

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十二消息卦(じゅうにしょうそくか) それぞれの卦と対応表

十二消息卦(じゅうにしょうそくか)とは、一年のそれぞれの季節に卦を当てはめたものです。

地雷復で陽が一つ生じ、それが大きくなり、また減じていくサイクルを表現しています。

名称地雷復(ちらいふく)地沢臨(ちたくりん)地天泰(ちてんたい)
卦の形
旧暦11月12月1月
新暦12月1月2月
二十四節季冬至〜小寒大寒〜立春雨水〜啓蟄
干支
名称雷天大壮(らいてんたいそう)沢天夬(たくてんかい)乾為天(けんいてん)
卦の形
旧暦2月3月4月
新暦3月4月5月
二十四節季春分〜清明穀雨〜立夏小満〜芒種
干支
名称天風姤(てんぷうこう)天山遯(てんざんとん)天地否(てんちひ)
卦の形
旧暦5月6月7月
新暦6月7月8月
二十四節季夏至〜小暑大暑〜立秋処暑〜白露
干支
名称風地観(ふうちかん)山地剥(さんちはく)坤為地(こんいち)
卦の形
旧暦8月9月10月
新暦9月10月11月
二十四節季秋分〜寒露霜降〜立冬小雪〜大雪
干支

地沢臨の意味 迫り来る 喜んで従う 十二消息卦のうち大寒の卦 

上の卦が坤(地)下の卦が兌(沢)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

沢は泉や湖、朗らかな川のせせらぎのイメージです。

十二消息卦の順番では、陽が一番下にひとつだけある「地雷復」の次にあたります。

陰の気が極まって陽の卦が出現し、その勢いが伸びて陽がもう一つできました。

陽が順調に上に昇りつつある状態です。

地沢臨は大寒の卦

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坤は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「十二月」に配置されています。

旧暦の十二月ですので、現在でいう一月の半ば、大寒(1/20ごろ)から立春の終わりまでの約一ヶ月を指します。

もっとも寒い時期と言われ、味噌や凍り豆腐など、寒さを利用した食品の仕込みが行われるタイミングです。

大寒の次は立春であり、冬から春に変化して行く一ヶ月を表す卦です。

ほがらかで穏やかな人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心の中は柔軟でほがらか、対外的には全てを受容する人物と読めます。

上の卦も下の卦も自分がリーダーシップを取るよりも、相手に合わせていくという柔軟性が強く出ています。

目下として愛されたり、かわいがられやすい性格と言えるでしょう。

責任のある仕事や、リーダーを任されたときも、周りの意見を反映させながらまとめ役として動くのを得意とします。

逆に言うと、緊急性のあるときに独断で方針を決めるのは苦手かもしれません。

このタイプの方は、変化の少ない環境や、ひとりひとりの意見を大切にする場所に適性がありそうです。

運勢は上り坂 着地点まで先に考えておくことでさらに開運

占いでこの結果が出た方は、追い風が吹いてきてやりたいことに勢いがつくときです。

積極的に動くための環境が整います。

周りからもあなたの活躍が望まれ、その声に応えて頑張りを見せるときとなるでしょう。

いよいよ本格的なスタートを切ったという気分になれるときですが、

そんなときだからこそゴールを見据えることが大切です。

始めたことはいつか終わる。そこを頭に入れておくだけで、結果がぐんと良くなっていきます。

今は偶然、自分に追い風が来ている。だからいつか風向きが変わるときも来ます。

自分の実力だけではどうにもならない部分があることを知っておくことで

落ち着いて行動できるようになるのです。

地雷復の意味 一陽来復 かえってくる 運気上昇の折り返し地点 十二消息卦のうち冬至の卦 

上の卦が坤(地)下の卦が震(雷)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

雷は勢いよく進むエネルギー、竜で例えられることもある力強い象徴です。

十二消息卦の順番では、全てが陰の気でできている「坤為地」の次にあたります。

陰の極みである坤為地の状況の中に、一番下から陽が帰ってきた様子と考えられます。

一番下なのでパワーは一番弱いのですが、ここから運気の流れが変わるターニングポイントと言えるでしょう。

このあと陽がどんどんと上へ伸びていくことになります。

地雷復は冬至の卦

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坤は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「十一月」に配置されています。

旧暦の十一月ですので、現在でいう十二月の半ば、冬至(12/22ごろ)からの約一ヶ月を指します。

冬至は一年のうち昼間がもっとも短く、夜が長くなる日です。

冬至を過ぎると再び昼間の時間が長くなってくるので

冬至が一番太陽の力が弱まる瞬間であり、ここを過ぎてからは運気が上り調子になるという考え方もあります。

勢いを秘めた穏やかな人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心の中にはエネルギーの芽生えがあり、対外的には全てを受容する人物と読めます。

自分の中に能動的な勢いやエネルギーがありますが、それをワガママに貫き通そうとはしません。

周りに合わせることを知っているので、自分のパワーをどう表現していけば良いのか判断できる人です。

ルールや周りの空気に沿って動き、その中で自己実現を成し遂げます。

自然と仲間が集まり、彼らと共によりよい結果を目指せるでしょう。

回復の兆し ものごとを受け入れ、従えば吉

占いでこの結果が出た人は、状況はよりよくなると期待できるときです。

行き詰まりを感じていたことに微かな希望を見いだしたり、

辛いことはいつまでも続かないのだという実感がもてたりするでしょう。

自分に主導権が渡ってくるのを感じたときは、

周りの空気を見ながら、仲間を集めるのに良いとき。

いきなり大きく仕掛けるのではなく、状況の流れに従うことで上昇気流に乗れるでしょう。

坤為地の意味 大地の包容力 人に従うこと 十二消息卦のうち小雪の卦 

下の卦と上の卦が坤(地)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴です。

二つ重なることで、意味がより強まります。

陰は従順な性質があるとされています。

この卦は、人に従うこと、穏やかに生活することを吉とします。

人を受け入れ従えるのは、心の器の大きさ、包容力のある人間である証です。

坤為地は小雪の卦

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坤は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「十月」に配置されています。

旧暦の十月ですので、現在でいう十一月の半ば、小雪(11/22ごろ)からの約一ヶ月を指します。

「寒くなって雨が雪に変わる季節」と言われています。チラホラと雪を見ることもあるかもしれません。

木の葉が散って、北風が肌寒くなってきます。

人に従い、よい出会いを得る。人の意見を受け入れる人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心身共に安定し、全てを受容する人物と読めます。

自分ひとりで新しい道を切り開くよりも、

誰かに従ったり、状況に合わせて行動していくのに向いている人物です。

そうしているうちに、良い指導者に恵まれたり、自分を伸ばせる環境にたどり着けます。

また、包容力のある態度でものごとを受け入れれば、自分をよりおおきくできます。

ものごとを受け入れ、従えば吉

占いでこの卦が出た場合は、穏やかに状況に従って行動してみましょう。

先頭に立ってみんなを引っ張っていくよりも、

周りに従うことによって、多くのものを手に入れ、成長できるときです。

普段は食わず嫌いなものも、今ならチャレンジできるかもしれません。

自分からは選び取らないようなものを周りから提案されたときはチャンスです。

あなたの可能性を広げるためにも、与えられたものを受け入れ、人に従ってみましょう。

山地剥の意味 剥がれ落ちる 浸蝕する 十二消息卦のうち霜降の卦 

下の卦が坤(地)上の卦が艮(山)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴。

山は一番高い地面、高いところに留まり、じっと動かないさまを表します。

十二消息卦では、天風姤 → 天山遯 → 天地否 と、段々と下の方から陰がせり上がって

陰が陽を圧倒する様子がありました。

この山地剥に至って、陽はほとんど陰に浸蝕され、剥がれ落ちて、一番上にポツンと残るだけになりました。

悪いものがはびこって、善いものが居場所を奪われている状態です。

占っている人は、前提として陽の立場をとっていると見ます。

今は、陰が大きくなりすぎて、あなたも身動きがしづらい状況と言えるでしょう。

流れを読んで大きな行動に出ないことが大切です。

毎日元気に前進することが良いことだ。一定の成果を上げなければいけないと思いがちかもしれませんが、

易は良いタイミングと悪いタイミングをしっかりと出し、悪いタイミングにはさらに悪くならないように留まるという選択肢を与えてくれます。

留まることが最善の手となることもあるのです。

山地剥は霜降の卦

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剥は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「九月」に配置されています。

旧暦の九月ですので、現在でいう十月の半ば、霜降(10/23ごろ)からの約一ヶ月を指します。

「霜が降る」という名前通り、場所によっては朝方に霜が見られ、紅葉が鮮やかになる時期です。

暖房器具を出したり、コートが必要になるなど、

陰の象徴する冷たい空気が満ちてくるのを実感できるでしょう。

ルーツを大切に、目下に心配りをする人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心は地面のように動かず、全てを受容し、社会的には山のようにどっしりとした人物と読めます。

この卦は剥ぎ取られるという意味合いがあります。

山が剥落して地面のように平らに削り取られているとみることもできます。

地の表す母や故郷といったものに、山の表す頑なさがしっかりと結びついています。

家族や地元、自分のルーツを大切にする人とも読めますし、

場合によっては、いつまでも実家を出ないとか、

家族の絆を大切にするあまり他がおろそかになるといったふうにも読めます。

山が地面に近づいているというように見た場合、

自分に高い地位があったとしても、目下の人々と交わり、意見を汲み取ろうとする

部下に慕われる人柄が想像できます。

状況が悪いときには無理に動かない

占いでこの卦が出た方は、無理に動かないことが最善手となります。

占いには、「開運法」や「打開策」を求める方も多いと思います。

なにか小さなアクションを起こすことで状況をよくする方法はないか?という目線ですね。

易は時に、解決策として「撤退」や「様子見」、「動かないこと」を提示することがあります。

この卦はまさに「止まるべし」という卦です。

時の流れ、運の流れを読んだとき、動かないことが一番良い方法になることもあるのです。

月に満ち欠けがあるように、ツキにも満ち欠けがあります。

それを理解して、運が弱まっているときには下手に動かない。

動かないことも、時には運の流れに適した行動になるのです。

風地観の意味 正しいものが仰ぎ見られる 正しい行いを示す

下の卦が坤(地)上の卦が巽(風)でできている卦です。

地はどっしりと全てを包み込む大地、陰の気の象徴。

風はどこにでも柔軟に入り込む風、または木や種の象徴です。

十二消息卦では、天風姤 → 天山遯 → 天地否 と、段々と下の方から陰がせり上がって

陰が陽を圧倒する様子がありました。

しかし、この風地観では一転して、上のもの(陽)が下のもの(陰)から尊敬を集めます。

陰が伸びていくさまとしては、読めない部分があるようです。

あえてイメージするならば、沢山の「普通の人」が流入してくると、

かえってカリスマ性のある人が輝いて見える。ファンが付いてくる。という構図と言えるかもしれません。

易では、6本の線にそれぞれ位を設けています。

風地観で残っている陽は、下から5番目の「君主」と、一番上の「隠遁者」です。

一番下〜下から4番目はすべて陰。

陰と陽はペアになると相性が良いので、この卦は、2番目の陰が5番目の陽を上手に引き立てています。

君主は下のものたち皆から仰ぎ見られ尊敬を集めます。

それというのも、風のように柔軟でありながら、軽率な行動を取らない地のような安定感があるからです。

風地観は秋分の卦

Photo by Ryo Yoshitake on Unsplash

否は、十二消息卦(じゅうにしょうそくか)という、季節を表す12の卦のうちの「八月」に配置されています。

旧暦の八月ですので、太陽暦でいう九月の半ば、秋分(9/23ごろ)からの約一ヶ月を指します。

秋分では昼と夜の時間が等しくなり、この日以降、陰の象徴する夜の時間が増えていきます。

秋分を挟んだ前後3日間が秋のお彼岸です。

尊敬を得て落ち着いた行動を取り、天の法則に従う人物

下にある卦が「心の中の自分」、上にある卦が「外に見せる自分」として考えたとき、

心は動かず、安定しており、社会的には柔軟で、風のようにまんべんなく周りを見渡す人物と読めるでしょう。

一般人から仰ぎ見られるというのが卦の主な意味です。

尊敬を集めながらもテングになったり浮き足だったりせず、心の底から安定している状態です。

しかし、全てが安定しすぎて凝り固まっているわけではありません。

上の卦が示す風の要素によって、柔軟性を持った人物と読むことができます。

風はあらゆるところに入り込みます。

この人物の良い噂もまんべんなく広がるでしょう。また、本人の目線も人々をまんべんなく見渡しています。

軽々しく行動せず、決まりをしっかりと守ることで、さらに尊敬を集めるでしょう。

落ち着いて基本的なことを丁寧に行うのが開運のカギ

占いでこの卦が出た方は、落ち着いた生活をしていれば後輩や目下の人物から尊敬を集めるでしょう。

落ち着いた生活というのは、決まり事をきちんとすること。

靴を脱いだら揃えるとか、家に帰ったら手を洗うとか、そういった小さな事からも人柄が表れます。

さらに、人に見せるために派手なことをしたり、張り合ったりしないこと。

軽々しく大袈裟な行動を取らないことで、あなたの誠実さが周りに理解されます。